海外と日本で違うと思う5つのこと。

海外旅行に惹かれる方のほとんどが、
非日常や癒やし、楽しさを求めて旅立つと思います。

では実際、国内旅行と海外旅行って何が違うんでしょう?

海外在住の筆者が感じる違いを簡単にまとめてみます。


1,物価が違う

物価は様々な観点で決定されますが、
その中でも特に、絶対に発生する費用は「食費」と「交通費」ですね。

食費は地域によって様々ですし、食材の価値が国によって違うので、
1つの料理を作ってもその中のどの野菜が高くて、
どれが安くて、
結果的に料理がどうなるのか?
ということは詳しくみてみないとわかりません。

例えば筆者在住のセブであれば、
人参や玉ねぎなどの野菜は極端に安いのに対し、
調味料は比較的高い印象があります。

また機械製品、
特に車の値段は国によって様々
なようです。
セブは新車だと日本よりも高い場合があります。

更に物価で見なければいけないのは消費税ですね。
日本は来月から段階的引き上げで8%となりますが、
それでも先進国内で比べれば低い方です。

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http://www.kanzeikai.jp/index.asp?page_no=380

この一覧表を見るだけでも驚くこと間違いなし。
日本の消費税がいかに低いかわかりますね。
ヨーロッパの主要国で日本より消費税が低い国はないんですね。。。

2,人種が違う

日本は島国であり、人口のほとんどの方が純粋な日本人です。
それに対し世界では、混血の人の割合が圧倒的に多い国も多く存在します。

これにより言語の面でも国内で相違が生まれるため、
結果的に第二言語の英語がどこの国でも浸透するんですね。

肌の色、背の高さ、眼の色、声・・・

色々なものが違う人達それぞれが、お互いを認め合い、
協力することで新しいものが今、たくさん生まれる時代になりました。

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http://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/GALLERY/show_image.html?id=26584569&no=0


特にインターネットの発展で、
人種が異なる人と仕事をする機会も飛躍的に増えた
昨今では、
日本のように従業員が100%同じ人種であることは
だんだんと珍しくなってくるかもしれませんね。


3,食べ物が違う

世界の物流が非常に活発になった現代では、
ここセブでも日本のものを手にすることは難しくありません。

しかし、旅行となればやっぱり現地の食事をしてみたいですよね!
スペインならパエリア、台湾なら小籠包などなど、
現地のものはどれも美味しく感じます。

しかし長期間滞在になるとその感覚は異なってきます。

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http://entermeus.com/24105/

大きなポイントは調味料です。
日本では醤油、味噌、みりん、塩、コショウ、生姜などが使われ、
更に日本には伝統的な「出汁(だし)」の文化が存在します。

このような土地で育った日本人が海外に出ると、
少なくとも醤油や味噌がない生活に
耐えられなくなる人も少なく無いと聞きます。

現地で購入することができても、とても高かったり、
料理することができず、
美味しい日本食料理店が近くにない
ことも考えられます。

セブの場合は生姜・醤油などが食のベースになっている他、
魚介の出汁もよく使われるため、
現地の食に割りと馴染みやすいと思います。

4,宗教・文化が違う

文化は宗教によって形作られることが多く、
日常に信仰が浸透していない日本の多くの方には、
違和感を感じることが多いかもしれません。

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http://eigato.com/wp-content/uploads/2010/09/FLAMENCO.jpg


キリスト教の国であれば日曜日に教会に行くのは普通です。
受験や出産の前にはお母さんが子どものためにお祈りに行きます。


5,思考が違う

上記4つの観点から、海外と日本では物事に対する考え方が異なってきます。
環境・経験・価値観が生まれた時から
違った形で積み重なっている人々との交わりは、
とても刺激的
です。

このように簡単に挙げても海外というのは日本とは
「全く違う場所」であることがわかりますね。
だからこそ、非日常を求めて、海外旅行に惹かれていく人がいるのは頷けます!

僕も例に漏れず、海外旅行が好きすぎてこのリゾートに住んでいます。

みなさんも違いを楽しんで、楽しい海外旅行を!